俺様sweettime
気になって気になって、しょーがなぃ。
『何でもお見通し!!親友だからさッ!』
「蓮…」
『ってコトは…ゆずは、高賀君のコト好きってコトだよね?』
「はッ?!そ、そ、それはナぃナぃ!!」
蓮はあたしに、ニコッと笑った。
落ち着くなぁ。
この笑顔。
中学の時も、よくこの笑顔に慰められたっけ?
『素直になんナよ!じゃ…行くね?』
「ぇ?う、うん…。ありがとね!」
『ぃえぃえ』
あたしは蓮に笑顔を向けた。
蓮は手を振って、保健室から出ていった。