俺様sweettime
『どうして?言い切れないじゃナぃ?』
「それが言い切れちゃうんだよ…」
あたしは、ため息をつく。
ママは何も言わずあたしの隣に座ってきた。
『柚稀?ムリなんて言い切っちゃダメよ。可能性があるじゃない?例え1%の可能性でも、柚稀なら大丈夫!だってママの子だもん!!』
「ママ…」
『だから、彼氏できたら紹介しなさいね!!』
「うん!!」
『パパにも言わなきゃね~』
「えッ?!ちょっとママ?!」
ママは、自分のケータイを持って部屋へと行ってしまった。
可能性…か。