俺様sweettime
変態ヒーローⅡ
「ちょっと!ドコまでいくの?!」
高賀樹希に手を引っ張られ、走ってきたあたし。
こう言うと、高賀樹希は止まった。
『お前…俺がいかなかったら危なかったぞ?!』
「知ってる」
『そーゆーツンツン態度やめれば?』
「ぅるさい」
あたしはツンツン態度かもしれない。
けど、こーゆー態度になっちゃうの。
強気な態度とっちゃって…。
『でも、顔に傷つかなくて良かった…』
高賀樹希は見たこともない優しい、笑顔をした。
何コイツ…。