-そら-
私が皿を洗い終え、テレビを見ていた。

 時計は、8時15分をさしていた・・・。

 大丈夫かなぁ・・。

  「よしっ!ОK☆行くよ?」

 お母さんがやっと準備できたらしい。

  「はいよ!」

 私たちは、学校まで車で行った。

 もうすでに、玄関には人が集まってる・・。


  「クラス見てこよっか」
   
 お母さんに連れられ、玄関に行く・・。

  「えっと、斎藤芽衣、斎藤芽衣・・・。」

 私も一緒に自分の名前を探す・・。
 
  「あった!芽衣、2組だって。」

  「2組~ぃ?誰と一緒?」

 お母さんは知ってる人の名前を探し始めた・・。

  「えっと、由梨ちゃんと一緒よ?」

  「えっ!由梨と一緒なのっ!?やったぁ☆彡」

  「良かったね。」

 お母さんは、私が喜んでる姿を遠い目で見ていた。


  「そろそろ、教室行ったら?きっと由梨ちゃんも待ってるよ?」

  「そーだね。早く由梨に会いたいっ!!」

 お母さんは、集会室へ行き、私は、1-2に向った。


 「安藤由梨」。私の親友。「幼稚園の時から仲がいい。お互い何でも話せる。

 最高の友達☆



 2組に着いた。なんだか、騒がしい・・。

 私は、教室には入った。

 すると、みんなが一斉にこっちを見た。

 「芽衣~ぃ♪」

 って言う声がしたり、
  
 「お前と一緒のクラスかよ~」

 って言う声もある。



 由梨が近寄って来た。

 「一緒のクラスだね☆」

 って私が言うと、

 「やったね!」

 って、由梨がVサインをした。



  
    
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop