ENDLESS



「生斗ー!!おはよっ!」



後ろからそう呼びながら、誰かが駆け寄ってきた。



「んー?…あっ、健悟!おはー。」



相手は、



小椋健悟
ーおぐら けんごー



高校に入ってからは、オレと還、そして健悟の3人でいつもいた。
健悟とは中学からの付き合いで、コイツもオレの大切な親友。



「あぁー、なんか緊張すんなぁ。」



「お前もかよ(笑)」



「お前もって…あー、生斗も?」



「ちげーよ。還だよ還。さっき『クラス表見んの怖いー』って電話きてさ!」



「ははははっ!還らし~。」



そーだぁ!
中で還待ってんだっけ(笑)



「還、まだクラス表見ないで待ってると思う…」



「まじかよ(笑)そんじゃ、3人で見に行くか!」



「よし、行くかぁ~!」



そう言って、2人でまた歩き出す。



< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop