†Devil Kiss†

・・・・どのくらい、こうしているだろう?



実際のところ、それほど時間は経過していないのだが、ユハにとっては長い時間に感じられた。



「ローズ・・・・・」



ユハは爪が顔に当たらないように、優しくローズの頬を撫で、前髪を払いキスを落とした。



そして唇にも・・・




ローズ、目を覚ましてくれ。



君にこの姿を見られたらと思うと、怖いが


君の美しい、スカイブルーの瞳を早く見たいんだ・・・



さぁ、目覚めて───────




願いを込め、再び唇にキスを落とした。



すると





























「ユハ・・・・・・・」
























「ローズ・・・・・・・・・」



















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