†Devil Kiss†
悪魔
温かい感触を唇に感じる。
ユハ
ユハなの?
ローズは目をゆっくりと開ける。
目の前には
「ユハ・・・・・」
ユハが、ホッとしたような顔でローズを見ていた。
「ローズ・・・・・・・」
そう呟くと、ユハは優しくローズを抱きしめた。
耳に聞こえる吐息は、ずっと
ごめん
ごめん
と呟いていた。
あぁ、やっと元に戻ってくれたんだ。
そう思うと、安心とともに、謝るユハを愛しく思う気持ちが強くなり、ローズはユハの頭に手を乗せた。
そして、頭を撫でると
ん・・・・・・?
指に何か当たった気がした。
その瞬間、ユハも体を固くした。
よく見てみると、それは
「角?」
小さく尖った形をしたものが、生えていた。
その時、ローズの頭のなかに、アリスの言葉が浮かんだ。
《あたし達は悪魔なの》
「ユハ、悪魔に戻ったのね・・・・」
ユハ
ユハなの?
ローズは目をゆっくりと開ける。
目の前には
「ユハ・・・・・」
ユハが、ホッとしたような顔でローズを見ていた。
「ローズ・・・・・・・」
そう呟くと、ユハは優しくローズを抱きしめた。
耳に聞こえる吐息は、ずっと
ごめん
ごめん
と呟いていた。
あぁ、やっと元に戻ってくれたんだ。
そう思うと、安心とともに、謝るユハを愛しく思う気持ちが強くなり、ローズはユハの頭に手を乗せた。
そして、頭を撫でると
ん・・・・・・?
指に何か当たった気がした。
その瞬間、ユハも体を固くした。
よく見てみると、それは
「角?」
小さく尖った形をしたものが、生えていた。
その時、ローズの頭のなかに、アリスの言葉が浮かんだ。
《あたし達は悪魔なの》
「ユハ、悪魔に戻ったのね・・・・」