†Devil Kiss†
* * *
「ここです!」
二人で、散歩に出かけて5分くらい歩いて着いたローズのお気に入りの場所。
綺麗な真っ青な青空と色鮮やかな緑色の草原が広がる。
そしてそこにある大木がローズが最も気に入っている場所。
「・・・・・・・・・」
黙ってしまったユハ。
やっぱり退屈かなぁ?
「ごめんなさい。こんな何もないところで・・・」
「あ、いや、そうじゃないんだ。」
「?それじゃぁ、どうしたんですか?」
そう聞くと、ユハは頭をかいた。
「悪い。他の風景とどこが違うのかわからないから、何て言っていいのか・・・わからないんだ。」
困った顔をしながら言うユハ。
あの人なら絶対にこんなことを考えないだろう。
もしも、同じ疑問を持ったとしても綺麗事を並べて上手く切り抜けるのだろう。
ローズはそう思った。
「確かにここから見たら他とは何も変わり無いですけど、あの木の下に行けばわかりますよ!」
「木の下・・・・?」
首を傾げている彼の腕をとり、ローズは木の下まで連れていった。
「ここです!」
二人で、散歩に出かけて5分くらい歩いて着いたローズのお気に入りの場所。
綺麗な真っ青な青空と色鮮やかな緑色の草原が広がる。
そしてそこにある大木がローズが最も気に入っている場所。
「・・・・・・・・・」
黙ってしまったユハ。
やっぱり退屈かなぁ?
「ごめんなさい。こんな何もないところで・・・」
「あ、いや、そうじゃないんだ。」
「?それじゃぁ、どうしたんですか?」
そう聞くと、ユハは頭をかいた。
「悪い。他の風景とどこが違うのかわからないから、何て言っていいのか・・・わからないんだ。」
困った顔をしながら言うユハ。
あの人なら絶対にこんなことを考えないだろう。
もしも、同じ疑問を持ったとしても綺麗事を並べて上手く切り抜けるのだろう。
ローズはそう思った。
「確かにここから見たら他とは何も変わり無いですけど、あの木の下に行けばわかりますよ!」
「木の下・・・・?」
首を傾げている彼の腕をとり、ローズは木の下まで連れていった。