†Devil Kiss†
Human world〜3rd
失踪
翌日は昨日とは打って変わって雨だった。
ユハは、サーっという雨の音で目が覚めた。
何の音だ・・・?
カーテンを開けるとユハは目を丸くした。
空から水が降ってきているのだから。
「な、何なんだ!?これは・・・」
驚いていると、今度はリビングの方からも何やら慌しい音が聞こえてきた。
『―――・・・――!!』
『――?―――・・・』
そしてドアが閉まる音がした。
誰か出かけたのか?
ユハはベッドから降り、リビングにつながるドアを開けた。
「あ、ユハ兄ちゃん!おはよう!!」
「お、おう・・・」
ドアを開けると、リビングにいたのはエリックだけだった。
「なぁ、エリック」
「なに?」
「お母さんや、ローズはどうしたんだ?」
「あ、今どっか出かけていったよ!」
「えっ?・・・どこに?」
今から朝ご飯を食べるのか、エリックはキッチンからパンとミルクを持ってきて食卓のテーブルについた。
「どこに行ったのかは、わかんない。でも、何か誰かいなくなったって言ってたよ?」
「・・・誰かがいなくなった?」
そう言うと、両手でミルクの入ったコップを持って飲みながら、コクンと頷いた。
ユハは、サーっという雨の音で目が覚めた。
何の音だ・・・?
カーテンを開けるとユハは目を丸くした。
空から水が降ってきているのだから。
「な、何なんだ!?これは・・・」
驚いていると、今度はリビングの方からも何やら慌しい音が聞こえてきた。
『―――・・・――!!』
『――?―――・・・』
そしてドアが閉まる音がした。
誰か出かけたのか?
ユハはベッドから降り、リビングにつながるドアを開けた。
「あ、ユハ兄ちゃん!おはよう!!」
「お、おう・・・」
ドアを開けると、リビングにいたのはエリックだけだった。
「なぁ、エリック」
「なに?」
「お母さんや、ローズはどうしたんだ?」
「あ、今どっか出かけていったよ!」
「えっ?・・・どこに?」
今から朝ご飯を食べるのか、エリックはキッチンからパンとミルクを持ってきて食卓のテーブルについた。
「どこに行ったのかは、わかんない。でも、何か誰かいなくなったって言ってたよ?」
「・・・誰かがいなくなった?」
そう言うと、両手でミルクの入ったコップを持って飲みながら、コクンと頷いた。