†Devil Kiss†
ユハの部屋、元はローズの部屋だが・・・につき、ローズは大胆にも、ノックもせず静かにドアノブを引いた。
ギー・・・・・
小さく音を立てて、扉は開いた。
「ユハ・・・・・・?」
正面のベッドを見ると、布団が少し、盛り上がっていた。
「ユハ・・・大丈夫?」
かけよって、顔を見ようと布団をちょこっとめくると
「ローズ・・・・・・」
昼間とは打って変わって、弱々しく子犬のような声を出す、ユハ。
「大丈夫?」
ローズが優しく声をかける。
「・・・・・・・・・・・・怖い」
すると、消え入りそうな声で呟いた。
これが、昨日フィデールに堂々と文句を言い放った、あの青年だろうか・・・。
ユハはすっかり、雷の雷鳴、稲光に怯えさせられてしまったようだった。
「ユハ・・・大丈夫よ。あたしがついてるから」
様子を見てすぐに帰るはずが、ローズはこんな姿を見ては帰れないと思った。
ユハが眠るまでついていようとその場にしゃがむ。
すると、ユハはローズの手を引っ張った。
「え、ユ、ユハ?」
「頼む。一緒に寝てくれ」
そう言い、ユハはローズをベッドの中へ引き釣り込んだ。
ギー・・・・・
小さく音を立てて、扉は開いた。
「ユハ・・・・・・?」
正面のベッドを見ると、布団が少し、盛り上がっていた。
「ユハ・・・大丈夫?」
かけよって、顔を見ようと布団をちょこっとめくると
「ローズ・・・・・・」
昼間とは打って変わって、弱々しく子犬のような声を出す、ユハ。
「大丈夫?」
ローズが優しく声をかける。
「・・・・・・・・・・・・怖い」
すると、消え入りそうな声で呟いた。
これが、昨日フィデールに堂々と文句を言い放った、あの青年だろうか・・・。
ユハはすっかり、雷の雷鳴、稲光に怯えさせられてしまったようだった。
「ユハ・・・大丈夫よ。あたしがついてるから」
様子を見てすぐに帰るはずが、ローズはこんな姿を見ては帰れないと思った。
ユハが眠るまでついていようとその場にしゃがむ。
すると、ユハはローズの手を引っ張った。
「え、ユ、ユハ?」
「頼む。一緒に寝てくれ」
そう言い、ユハはローズをベッドの中へ引き釣り込んだ。