†Devil Kiss†
発覚
* * *
その頃、アリスとクロードは、セドリックのことを調べていた。
セドリックと関わっていた者にセドリックのことを色々聞いて回ったが、中々いい情報はなかった。
疲れて返ってきたのは、アリスの暮らす部屋だ。
「はぁ・・・一体どうしたらいいの?」
「ん〜〜〜・・・わがらねぇ」
二人は頭を悩ませた。
セドリックはこんなに時間をかけて相手を怯えさせるようなことはしない。
じゃぁ、どうして?
アリスはそこが引っ掛かりずっと考えていた。
「ねぇ、最初から考えてみようよ」
「ん?最初から?」
椅子の背もたれから体をお越し、アリスを見た。
「そう。まず、セドリックは、帰ってきて早々ユハの状況を知らされて、怒った。それはどうして?」
「そりゃぁ、戦おうと思った相手が下等動物に鼻の下伸ばしてるって聞いたら、誰だって怒るだろう」
ユハはアンタと違ってそんな目で見てないよ。
と、喉まで来た言葉を飲み込み、アリスは続けた。
その頃、アリスとクロードは、セドリックのことを調べていた。
セドリックと関わっていた者にセドリックのことを色々聞いて回ったが、中々いい情報はなかった。
疲れて返ってきたのは、アリスの暮らす部屋だ。
「はぁ・・・一体どうしたらいいの?」
「ん〜〜〜・・・わがらねぇ」
二人は頭を悩ませた。
セドリックはこんなに時間をかけて相手を怯えさせるようなことはしない。
じゃぁ、どうして?
アリスはそこが引っ掛かりずっと考えていた。
「ねぇ、最初から考えてみようよ」
「ん?最初から?」
椅子の背もたれから体をお越し、アリスを見た。
「そう。まず、セドリックは、帰ってきて早々ユハの状況を知らされて、怒った。それはどうして?」
「そりゃぁ、戦おうと思った相手が下等動物に鼻の下伸ばしてるって聞いたら、誰だって怒るだろう」
ユハはアンタと違ってそんな目で見てないよ。
と、喉まで来た言葉を飲み込み、アリスは続けた。