今よりもっと強くなれ!!~我が子が障害を持って生まれたら…~

しばらくして、ぺんちゃんも起きて来て早速、ぺんちゃんとお義父さんとお兄さんの3人で酒盛りをしている。


私は、久しぶりに会ったお姉さんと楽しく談話。


チョッ君は従姉妹と遊んでる。


涼也はお義母さんが抱っこしてくれている。



その時、チョッ君の真剣な声がした。


『涼ちゃんは、遊べないの!!涼ちゃんはずっと赤ちゃんの病気なんだって。だからチョッ君は涼ちゃんを守らないとイケないの!!分かった?』



チョッ君はまだ6才。

私は、いつの間にか成長しているチョッ君に感動した。



そして、安心した。
チョッ君なら、この先涼也の事で何か言われても言い返せる力があると・・・。



すぐにでもチョッ君を抱き締めたかったけどさすがにね……家族だけじゃないから我慢した。


そして、チョッ君の声が酒盛りしている、ぺんちゃん達にも聞こえたらしく、酒を飲んで涙もろくなっていた、お兄さんが、


『涼ちゃん強く生きろよ!! 』


って、お義母さんに抱っこされている涼也の頭をなでなでしてくれた。



それを見ていた私は涙が出そうになった。
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