今よりもっと強くなれ!!~我が子が障害を持って生まれたら…~

チョッ君を友達の家で降ろして私と友達は軽く会話して私は家に帰った。


家に帰ると涼也が良い子にして留守番をしていてくれた。


『涼ちゃんゴメンね~ただいま』


涼也からの返ってくる言葉は無いけれど、なんだか嬉しそうに見える。


私は、黙々と引っ越しの準備をした。


今日は2月も最後の日。

明日から3月。

引っ越しまで、ちょうど・・・1ヶ月。


この埼玉県で4年も過ごした。


この家ともあと1ヶ月でお別れかぁ…。


この4年間は私に取って内容の濃いもの。


チョッ君も思い出たくさんだし、涼也も色々な人と触れ合ったね。

私は埼玉県で過ごした日々と、千葉と神奈川で過ごした日々を思い返しながら荷造りした。




あまりにも黙々としていたから気が付くともう夕方の5時半!!


私は急いでチョッ君を迎えに行く。


友達の家までは自転車で5分程。

明日から3月だけど外はとても寒い。


風邪を引くと大変な事になる涼也はまた少しだけ留守番だ。


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