逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
「まぁ…座ってください。」
「あの…授業…。」
もうすぐ一限目始まるんですが…たぶん。
「悪いけど遅刻。
担任には私から言っとくよ。」
「は、はぁ~…。」
一体…何事ですか!?
「………実はね、コイツラが君を気に入ってね…。」
は?気に入った?
狭「だって俺達を見破ったのって」
倖「家族以外初めてだし?」
透「それになかなか度胸もある。」
雲「だから気に入った~☆」
だからなんで!
「希沙さんにはこれから男として暮らしてもらう。」
え…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!!
「なんでそうなるんですか!別に女でも問題ないですよね!?」
嫌だ!女なのに男って!
ぜぇったいおかしい!
雲「大有りだよぉ?」
え…………
「なんで…………」
狭「俺達モテるから?」
倖「他の女子に嫉妬されていじめられてもいいならいいけど?」
ならあんたらが近づかなければいいじゃん!
透「ちなみに離れないよ?
俺たちに気に入られちゃったんだからしょうがないよね…。」
雲「そうそう♪
だから…希沙チャンが安全でいるために…しかも僕達といて。
仕方のないことだよ?」
仕方無くない!
わがまま過ぎるでしょ!?