逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



それからも皆の帰りを待ちながら二人でアイスを食べた。

よく考えなくても、つくづく私は東京に帰って来てまで皆に迷惑かけまくってるし…。


「あ、最後だ…。」


最後の一口アイスを私は口に運んだ。


「いただきっ!」


…………消えた!
最後の一口が…消えた!

周りを見ればすぐ隣に狭哉がいた。

口が動いてる…


「最後の一口だったのに!
ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


狭「うっせーな!たかがアイス一口で騒ぐな!!」


「たかが!?私にとったらすっごい重要な事なんだけど!」


狭「ってか、甘過ぎなんだよ!なんだこれ!?」


「美味しいじゃん!キャラメルだよ!?
それより、人のもの食べといて文句言うな!」


狭「知るか。」


「んだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?」


狭「お前、最近言葉遣い悪くなったか??」


余計なお世話だ!



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