逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
「ご遠慮します。」
満面の笑みで答えた。
いい加減、怒るのは疲れた。
ケッといじけた二人は少しは少し可愛かった。
でも、やっぱりこうゆーのちょっとウザイ。
世の中の女の子なら跳び跳ねて二人の間に行っただろうに。
「それより、パジャマフリフリ過ぎじゃない??
それに、ウィッグ外したからさらにキモい。
女装して失敗した人みたい。」
狭「………まぁ……。」
倖「否定は出来ないな。」
……………。
ムカつく。なんかムカつく。
自分で言うのは別にいいけど、他人に言われるとムカつく!
「…………もういいや…。
そうだ、明日はどうするつもり??」
明日、3人は補習だし私も正直暇だ。
どうしようか、と考えていたとき、丁度ケータイがなった。
だれから??と思いつつ、画面を開く。
するとそこには中学時代の友達からのメールだった。