逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



狭「だろっ!?」


私たちはそれからもくだらない会話を続けた。

食事も終盤に近付いた頃、ふと思い出したように倖哉が話を切り出した。


倖「そういえば、今日何時に出てくわけ??
同窓会なんだろ??」


「あ、うん。えっと…4時にここ出る。
…………悪いんだけど矢沢さんの居場所教えてくれる??」


透「矢沢なら車掃除してるぞ。」


「ありがとうございます!」


食事が終わり、私は早速駐車場へと足を運んだ。
そこには只でさえ綺麗な車がさらに綺麗になっていた。

丁度洗い終わったのか道具の片付けているところだ。


「矢沢さん。」


「希沙様。おはようございます。」


「もうお昼ですけど…。」


「あ、本当ですね。時間を忘れていたもので。」


「あの、突然で申し訳ないんですが4時頃ちょっと○○まで送って頂けませんか??」


「構いませんが…。では夕食はどういたしますか??」


「あ、大丈夫です。同窓会なので外で食べてきます。」


「分かりました。では、4時になりましたらここでお待ちしております。」


「あ、ありがとうございます!」



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