逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
透「希沙、この馴れ馴れしいやつ、誰だ。」
あんたに馴れ馴れしいとか言われたくないだろ。
「俺は希沙の幼なじみの山田祐輔。そっちこそ誰??」
あんたには聞いてないでしょうが。
『俺ら??今の同級生。んで希沙の通ってる学校の、理事長の孫。』
雲「僕たちゎ大親友~!」
いつからアンタらと大親友になった。親友にすらなった覚えないし。
透「よっぽどお前よりは希沙に近い存在だと思うけど??」
……………。
何が言いたいのかサッパリわかんない。
「…だから??俺はアンタらの知らない希沙を知ってる。」
柊『俺らはもっと凄いこと知ってる。』
そりゃそうだ。
男装して学校に通ってるなんて…。知ってたら逆に驚く。
「どーでもいいけど黙って。」
柊『へ~い。』
「…………」
あまりにも長くなりそうだから途中で切った。
私はため息をついて、一人の女の子を姿を探す。
「ねぇ、莉沙いない??」