逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
「莉沙なら…今日は来ないけど。」
「…………え。」
「なんか、何かのライブいくだと。」
莉沙とは私の中学時代の親友。部活も同じで、一番仲がよかった。
莉沙と一番会いたかったのに…
「最悪だ…。」
しかし、そんな私を他所に透センパイはみんなを集めて聞いていた。
透「俺達も参加させていただいてもよろしいですか??」
クラス全『…………はい……。』
みんな、逆らったらイケナイと、本能で察知したのか許してしまった。
ちくしょー!
透「なら、会場までいきましょうか。希沙、速く乗れ。」
「やだよっ!私、皆とバスでいくから!」
透「…………俺の言うこと聞けないわけ??」
何!?このいきなり俺様キャラ!意味わからないから!
しかも耳元で甘く呟くから、絶対に顔が赤い。
雲「透が希沙を口説いてる!」
『んだと!?』
「口説いてない!」
透「口説いた。俺の女になれって。」
『本当に!?』
「嘘に決まってンでしょっ!」
透センパイめっ!絶対に私で遊んでやがるっ!