逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
それから車に仕方なく乗り、20分。
ようやくお店についた。
もちろん??同窓会大定番、焼肉!
焼肉大好き…否、世界で一番好き!な私は興奮状態。
元部活仲間は、予想済み。
だから、何も言わずアハハ…と少し呆れ気味に笑った。
「希沙って焼きに好きなんだ??」
「うんっ!」
一人の女子に話しかけられて、目を輝かせながら思わず大きな声が出てしまった。
「早くっ!早く行こっ!」
全『はいはい…。』
――――――
透「ん。希沙、これやる。」
透センパイは私のお皿の上に、一枚のお肉を置いた。
「いいの!?ありがとうございます!」
私は嬉しくて、直ぐに自分の皿に置かれたカルビを口にほうばった。
狭「やる。」
それを見て、親切なことに狭哉はホルモンをくれた。
私はまた口にほうばる。
美味しくて、美味しくてもう周りが見えていなかった。