逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫


そこに現れたのは祐輔。

まさか…とおもったが、本当にペアは祐輔らしい。


「よろしく~。」


ある意味気を使わないでいいから楽かな。

4人兄弟を見ると、運良くか悪くかは分からないが、どうやらペアは男らしい。

それから、またクジで王さまが決まった。

どうやら2番の馬鹿コンビのようだ。
この二人はクラスの盛り上げ隊長といったところだろう。

時に授業妨害として教師にこっぴどく怒られたこともある。

ペアの番号は王さま以外で1~15までを毎回決める。

今回、私たちは1番。


「んじゃあ6番のペアが二人でフラダンス!」


なんでやねんっ!
誰もがツッコみたくなるようなしょうもない命令だ。

それからも王さまはコロコロ変わり、とうとう私たち二人も王さまはになった。


「じゃあ15番のペアは今好きな人を暴露っ!」


正しく女子らしい命令だ。
皆「え~!」と言いつつ、にやけている。
何故ならその15番と言うのが雲雀クンだったから。


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