逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
コノヤロウ…
暑い日差しに長時間当たっていたから、体が凄くぽ~っとする。
飲み終えたジュースの缶を頬に当てる。
冷たくて気持ちいい。
狭哉はムカつくけど、ジュースは凄く嬉しかった。
お昼を過ぎると、みんな体力の限界が来る。(主に女子群)
昼食をとるために、全員服を着替えた。
「お昼、どこにする??」
皆が悩む中、透センパイがある提案をした。
透「うちの別荘のシェフの料理でよければ、うちで食べればいい。」
それは凄くありがたかった。
お金も浮くし、シェフの料理は天下一品。私と比べると、私の料理が凄くみすぼらしい。…狭哉は問題外として。
「本当!?わぁ!超助かる!」
沙希はバンザァ~イ!と手を挙げた。
「希沙、おいしい!?」
明日香の問いかけに私は自信を持って答えた。
「絶品。頬っぺた落ちるよ!」
「キャァ!最高ォ!」
もう三人は大はしゃぎ。
私は迷惑じゃないかが凄く気になったけど、自分から言い出したんだからきっと大丈夫なんだろう。