逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
次の日、俺は普通に学校へ行った。
っと言っても…普通じゃないけど…
「おはようございます!季智様!」
俺まで様づけにされた。
他にもいろんな子から話しかけられた。
とりあえず、笑っておいた。
教室の前に立つとハァ~とため息をついた。
またあの双子に会うと考えると、憂鬱になる。
そんなことを考えていたとき、誰かが話しかけてきた。
青「季智!はよ~!」
青樹クンは、明るく挨拶をしてきた。
俺は「はよ」っと、返しておいた。
「昨日あれからお前のせいで俺金欠なんだけど。」
いきなり文句をいい放った。
「どういたしまして。」
「褒めてねぇよ!」
アハハ!
俺は思いっきり笑った。
ここまで笑ったのは久しぶりだ。
青樹クンは…不思議だ。
いつの間にか心を開いていた。
青樹クンといると楽しいよ。