逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



え…

思わず出てしまいそうな声を胸のうちに隠す。

リムジンから少し離れたところでは近所の人がコソコソ話していた。

「ヤクザがなにか??」

と言われていた。
突然、車のドアが、ガチャッと開いた。
そこから出てきたのは美男子4人。

近所のおばさんから若い子(中学生&高校生)まで騒ぎだした。

「かっこいい!!!!!」

みんなの目はハートマーク…

一方、その4人は私を見つけるとこちらへと歩いてくる。

もちろん、その4人は…


雲「希沙チャ~~~~~ン☆」


ギュウッ、

とくに雲雀クンは盛大に迎えてくれた。

もちろん、柊兄弟。


「よく家がわかったね…。」


雲「うん!だって…僕たちのお父様、理事長だもん!
生徒の個人情報しってるしね~!」


そうでした…。
雲雀クンの後から歩いてくる。いかにも黒い笑顔をしてる3人。
怖くて思わず後ずさりしそうな私。

近づいてきた狭哉がゴツンッと雲雀クンの頭を殴った。



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