逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫

♀再会♂



歩くこと10分。
私は今日一番のイライラに襲われた。


狭「まだかよ~…。」


倖「後どんくらい~??」


雲「希沙チャン、希沙チャン!
お腹好いちゃった!近くにケーキ屋さんない??」


うるさい。ほんっとにうるさい!
たかが10分歩いた程度で文句言いやがって…!


「うるさい!もうすこしだから我慢してよ!
文句あるなら来なくてもいいんだけど!?」


私はさっきよりも速足になった。
それから5分、やっと学校に着いた。

校門を見ると、私服の3人がいた。

思わず嬉しくなって、ミニスカだと言うことを忘れて走り出してしまった。


「久しぶり~!!!!」


ギュッと明日香に抱きついた。
明日香はギュッを抱き締め返してくれた。


『久しぶり~!』


「希沙、ちょっと府陰気変わった~??」


ほんとに懐かしくて4人でジャンプしたりした。

しかし、ここには悪魔が4体。


透「希沙の友達か??」


割り込んできたのは透センパイ。


「はい…。」


狭「希沙!早く飯食おうぜ!俺腹減った~!」


私を後ろから抱き締めながらいまだに駄々をこねる狭哉。



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