逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
「あのさ、じゃあそんなに時間あるなら今日は遊園地なんてどう??」
明日香の一言に皆が賛同した…中、一名猛反対した。
その人物とは………
「私ジェットコースターとか無理だから!」
私だったりする。
昔から高所恐怖症、スピード速いの恐怖症、暗所恐怖症、閉所恐怖症…
っていうか、遊園地にあるもの恐怖症!
すべてが無理!
何あれ!?
お化け屋敷!?ジェットコースター!?
ありえないからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
「ねぇ、変えない??」
そんな必死な私が面白いのか、柊兄弟はニヤリッと嫌な笑みを浮かばせた。
私は寒気が走り、一瞬にして身の危険を察知した。
「希沙が無理ならしょうがないか。」
羅奈の救いの一言にホッとした私。
しかし、悪魔はそう簡単に手をひいてはくれなかった。
透「いや、遊園地行こう。」
雲「うん!希沙チャン嫌がるの見てみたい!」
倖「…楽しそうじゃん…??」
狭「希沙が遊園地ダメとは…意外だけど、面白そうじゃん!」