そら





『 龍斗ぉ〜』


わたしは、

さけんだ。

必死にさけんだ。

龍斗が目を開けてくれるとしんじて



ーーーーーーーーーーーー


『残念ながら。』

そういって
医師の方は、首を振った。

わたしは、
龍斗に抱き着いた。


声なんか出なかった。
< 2 / 14 >

この作品をシェア

pagetop