Love Road

「ちぃ泣いてるのか!今から行くよ待ってて」

そう言って霞は電話を切った
情けない
自分が情けなすぎる


アタシは帰る準備をした
スカートを軽く払って立ち上がる目を拭いて学校をでたとき
ちょうど霞がいた

アタシは霞の姿をみた瞬間また涙が溢れてきた

「ちぃ...」

霞はアタシを抱き締める
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