イケメン霊能少年の憂鬱
「ケッ、オンナに助けてもらうなんて
 サスガは軟弱なイケメンだな」


その気配は、
ヨージたちの意識しないオーラにも
影響するのか、
最後に一発ケリを入れてから、
彼らは走り去った。


――結局、オレの能力は何の役にもたたない……


オレはミジメな敗北感を味わってた。
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