イケメン霊能少年の憂鬱
「おい、見てンなら手伝ってくれ」


オレは勢いを増してる雨で焦って、
思わずナツに助けを求めてしまった。


――やっぱりオレはひとりじゃナンもできない


「何でこんなことするんです?」


「ここには龍の力が封印されてるんだ。
 オレはその力を手に入れるんだ」


「ムリですョ、こんなの……」
< 31 / 96 >

この作品をシェア

pagetop