イケメン霊能少年の憂鬱
オレはそう思ったが、
体が恐怖に震え、
言うことをきかない。

ナツはオレの手をしっかりとつかんだ。


「ダイジョブです。
 ァタシを信じて下さい!!!」


ナツの声が洞窟に響きわたった。


その瞬間、
悪霊たちが静まり返った気がした。
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