イケメン霊能少年の憂鬱
横穴から出ると、日が強く、
半日以上暗闇にいたオレは
目が慣れるまで、
暫く身動きができなかった。


「おーい、ナツぅ!」


「エリ?」


穴の上から声がする。


エリというのは、
ナツとよく一緒にいる友達らしい。


「変わったデートだねっ」
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