イケメン霊能少年の憂鬱
「さあ」


オレはナツが足をかけられるように、
手を組み合わせて差し出す。


その瞬間、オレはハッとした。


この街の伝説では神が龍に乗ってきた。


すべては神の力だったのかも知れない。


――龍は神様につかえて、
  力をもらっていただけなのか?


すると全ての力はナツが
持っていたのだろうか?
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