イケメン霊能少年の憂鬱
無意識にポケットを探ってると、
ナツのネイルチップに触れた。
あれから、御守りのようにして持っていた。
――そうだ
オレは決めた。
もう転校まで間が無かったが、
これを持たずになんともなかったら、
ナツに会いにいこう
オレは、
ネイルチップを胸にあて、
ゆっくりと息をしてから、
それを置いた……。
ナツのネイルチップに触れた。
あれから、御守りのようにして持っていた。
――そうだ
オレは決めた。
もう転校まで間が無かったが、
これを持たずになんともなかったら、
ナツに会いにいこう
オレは、
ネイルチップを胸にあて、
ゆっくりと息をしてから、
それを置いた……。