危険なホスト様に恋して
 
隼人は近くのコンビニへ車を止めた。


「ここで待ち合わせなんだけど何か入って買う?」


「うん」


あたしは一端車から降りてコンビニの中へ入った。


もう日付が変わったという事もあってか人がポツポツといるだけ。


あたしは一応コーヒーとプリンを買って車へと戻った。


すると連れらしき人が2人、隼人と立話しをしていた。


「あ、こいつらが俺の連れ」


「俺、優也。よろしくな」


「俺は、健太。よろしく」


なんかめっちゃ女に慣れてる感じプンプン。


しかも見た目チャライし。


「あたし、鈴音。よろしくですっ」


あたしはそう言うと軽く頭を下げた。


「じゃあ行くか」


隼人の声と共に皆、車へ乗った。


トランスの曲を大音量にかけ、車内は笑いっぱなし。


「鈴音ちゃんって中3には見えないよなー」


さっきからこればっか。


老けてると言いたいのかな?え?


年上だからって言っていい事と悪い事があるでしょーがっ!!!!



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