危険なホスト様に恋して

すると


「到〜着っ」


隼人がそう言いエンジンを切った。


辺りを見回すとビルとビルの間でいかにも人が来ない不気味な場所。


「ねぇ?これから何するの?」


分かっていたけどなんとなく聞いてみた。


「楽しい事」


そう言ってニヤニヤ笑ってきた。


なんだろう…。
なんか気持ち悪い。


体全身に鳥肌が立つ。


怖い…怖い…怖い。


するとシートを倒され、後ろに座っていた健太と優也があたしの腕をしっかりと押さえる。


体を動かしてもびくともしない。


男に勝てないって分かってるけど必死に動く。


すると隼人に腹を軽く殴られ、動きが止まる。


「鈴音。分かってたんだろ?こうなるって事ぐらい。今まで結構な数とヤってきたんじゃねーの?」


怖い、怖い…怖い。


ニヤリと笑う隼人が怖い。


はじめてこんな気持ちになった。


今まではどうでもよかったけど、何故か隼人が怖く感じる。


隼人が笑いあたしにキスをする。


隼人はいやらしく、音を立てる。


と、同時に服の下からサラっと手を突っ込み胸を揉む。


全然気持ちよくないし、すごく怖く感じるだけ。



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