危険なホスト様に恋して
2話 ホストクラブ〜再開〜
「ねぇ鈴音、今日暇〜?」
あれから2週間。
隼人は初めの頃は諦められなかったらしく連絡を毎日してきたが…
今では諦めたらしく連絡が途絶えた。
あたしはあたしで特に変わりはなく生活している。
「まぁ〜暇だけど。」
今は咲と下校中。
小学校からの幼なじみで仲良くやってる。
「ねぇ!ホストクラブ行かない?」
「いいよ…ってホストクラブ〜??!!!!!」
おいよい!ホストクラブって!
あたし達まだ中学生だよ?
咲さん。あなたの年齢お分かりですか?
ホストクラブへ行けるの18歳からだから〜っ!
あたしが驚きを隠せないでいると、咲はニコニコしながら鞄中に手を突っ込み雑誌を出した。
その雑誌はホスト専門の雑誌。
咲はペラペラとページを捲り、“あった、あった♪”っと言って開いたページをあたしに突き付ける。