危険なホスト様に恋して
「もぉ分かった!付き合ってあげてもええよ」
「本当に?本当に、本当?」
「うん」
あぁ〜、多分こいつには適わんわっ。
咲に見つめられたら絶対誰も適わん思う。
「ヤッタ〜!!!!」
隣では嬉しさのあまりか、飛び跳ねてる咲がいる。
はぁ…。
何か疲れそうだよ、今日は。
「あ!でも咲、お金はどうすんの?」
あたし達はまだ中学生。
バイトも出来る訳でもなくて…
収入はいつも小遣い。
でもあたし達の小遣いじゃ絶対に無理。
顔見る以前に店の中に入れませんよー!!!!