危険なホスト様に恋して
 
集合場所であるコンビニの前へ行くとすでにもう咲は来ていた。


「ごめん、ごめん。待った?」


「ううん。今丁度9時だし」

咲を見ると小花柄のワンピースに髪をアップでまとめていてめっちゃ美人。


「鈴音はやっぱ大人ぽすぎる」


「そうかな?まぁ中学生だけどね…笑」


「ははは。あ!じゃあ行こっか」


「うん」


あたし達はタクシーを拾って初めて行く歌舞伎町へと向かった。


着いてタクシーから降りると何とも言えない眩しさに目を瞑る。


今は夜なのに夜と感じさせないネオンにあたしは驚く。


周りを見るとキャッチの人や酔い潰れの人など様々だった。


隣にいる咲を見ると顔が真っ赤。


「咲どうしたの?」


「え?何かドキドキしてきた」


ドキドキね…。


こっちは心配でたまりませんわっ!!!


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