危険なホスト様に恋して
「まぁここで騒いでてもなんだから本物見に行こ?」
「あ!そうだねっ」
咲はにニコニコして先に行ってしまった。
あたしも咲を追ってついて行く。
『いらっしゃいませ。ようこそRAINへ』
そう言って何人かのホストさん達に出迎えられた。
店の中はトランスの曲がかかっていた。
ふと、隼人の事を思い出す。
これ…隼人が車の中でかけてた曲と同じだ…。
吐き気がしながらも前へと歩く。
「いらっしゃいませ。お客様2名様でよろしいですか?」
「あ…っ、ハイ。」
「お荷物お預かり致しましょうか?」
「あ、結構です。」
「では席へご案内致します」
あたし達は一番奥の席へと案内された。