危険なホスト様に恋して
 
 
 
色々考えてたらあっという間にRAINの前。


エレベーターに乗り2階へ行く。


「あっ。これありがとう」


そう言って黒いスーツを返した。


でもまた黒いスーツは二重人格男の手によってあたしの肩へと掛けられた。


「風邪引きたくねーだろ」


「えっ?…でも」


「これ、一応渡しとく」


そう言って渡されたのは二重人格男の名刺。


「本城…秀幸…No.3〜?!!!!!!」


「うっせぇよ」


だって…だって…


こいつがNo.3〜?!!!!!


「有り得ないから…。」


チーンッ


「おい!降りっぞ」


そう言って秀幸は降りて行った。


アイツがNo.3?


アイツが?アイツが?


どうなってんだよ、この店〜








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