危険なホスト様に恋して
化粧をし終わった頃には、フラフラ。
これで大丈夫なのかな…
今日1日もつかな…。
あたしは昨日とは違うピンクのワンピースを着た。
財布と携帯を鞄の中へ投げ入れ、秀幸のスーツを持ち急いで家を出る。
駆け足でコンビニへ向かう。
コンビニへ着いた時にはもうすでに咲は来ていた。
「いつまで寝てんの〜?」
「ごめんって!それより早くタクシー捕まえて行こ」
あたしはそう言って笑った。
あぁ〜ヤバイ。
立てない…。
フラつく…。