危険なホスト様に恋して
 


「何でこねーんだよ」


「い〜や〜・・ねっ」


「ねっ、じゃね〜だろ」


そう言ってあたしの腕を掴み、引っ張りながら


いやいや、強制的にあたしを中へ入れた。


鍵を解除し、中へ入って行く。


エレベーターに乗り25のボタンを押す。


おいおい。


ちょっと待って・・・


25階?25階?


最上階じゃーーーん。


あたし高い所ダメなんだよね・・


上へ行く度に足が段々震えてくる。


まだ手は繋がられたまま。


これ、気付かれたら超嫌なんですけど・・・


あぁ〜、まじ嫌〜




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