忘れない日々
Real.1
伊織
高校二年の冬。
周りが来年の進学や就職に向けてやたら焦り出した時期にも関わらず、あたしは呑気に遊びまわってる。
別に進学とか就職とか、どうでもいい。
頑張ってみた所で、何がどうなる訳じゃない。
進学してもその先は分からないし、就職しても合うかどうか分からない。
だから、適当でいいと思ってる。
まあ、あたしに限っては適当じゃ済まない枠に来ちゃってるけど。
あたしの名前は伊織。
多分はた目から見たら、不良って呼ばれる部類。
高校へは行ってるものの、一ヶ月の半分学校に行けばいいほう。
勿論、単位とか全くとれてない。
教科書とか開いた事無いし、クラスの子の名前と顔もよく一致しないし。
周りが来年の進学や就職に向けてやたら焦り出した時期にも関わらず、あたしは呑気に遊びまわってる。
別に進学とか就職とか、どうでもいい。
頑張ってみた所で、何がどうなる訳じゃない。
進学してもその先は分からないし、就職しても合うかどうか分からない。
だから、適当でいいと思ってる。
まあ、あたしに限っては適当じゃ済まない枠に来ちゃってるけど。
あたしの名前は伊織。
多分はた目から見たら、不良って呼ばれる部類。
高校へは行ってるものの、一ヶ月の半分学校に行けばいいほう。
勿論、単位とか全くとれてない。
教科書とか開いた事無いし、クラスの子の名前と顔もよく一致しないし。