忘れない日々
「ま、俺今から体育でサッカーやるからよ、そろそろ行くわ♪また夜連絡しろし!!」

「うん了解!!」

「じゃあな」


左手をひらりと上げて単車の爆音と共に優斗は走り去って行った。


あたしも重い腰を上げて、バス停に並ぶ。


学校まではバスで行く。


ほとんど人の乗っていないバスに乗り込んで、一番後ろの席の窓際に腰をおろす。
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