きっと ずっと もっと。
Surely all the time more
One
カーテンから薄明かりが漏れる部屋の中、あるのはくぐもった甘い吐息と熱い体温。
もう明け方だと言うのに、昨夜から続く熱は未だ冷めず――…
寧ろ、熱してると言っても過言ではない。
「もっ……無理ぃ……っ」
「……駄目」
あたしが弱音を吐く度に、強く抉られる衝動。
それと同時に訪れる感覚に意識を手離しそうになるのに、それさえも許してくれないこの男。
あたしの上に覆い被さるコーちゃんを、睨み付けるように見上げれば、
「そう煽るな」
……どうやら彼の加虐心を煽っただけだったらしい。
「コーちゃ……ッ!」
「“幸大”」
ふ、と口元に僅かな笑みを浮かべたコーちゃんは、あたしを逃がしてはくれない。
もう明け方だと言うのに、昨夜から続く熱は未だ冷めず――…
寧ろ、熱してると言っても過言ではない。
「もっ……無理ぃ……っ」
「……駄目」
あたしが弱音を吐く度に、強く抉られる衝動。
それと同時に訪れる感覚に意識を手離しそうになるのに、それさえも許してくれないこの男。
あたしの上に覆い被さるコーちゃんを、睨み付けるように見上げれば、
「そう煽るな」
……どうやら彼の加虐心を煽っただけだったらしい。
「コーちゃ……ッ!」
「“幸大”」
ふ、と口元に僅かな笑みを浮かべたコーちゃんは、あたしを逃がしてはくれない。
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