私のだいすきな貴方へ。
すこしでも先輩に近づきたくて友達に背中を押され、先輩にアドレスを聞いた。
わたしのケータイのメモリには

「田中先輩」

その文字を眺める。

私、先輩のアドレス聞けたんだ…

思わず顔がにやけてしまう。

私はその日の夜、早速先輩にメールを送ることにした。

「今日アドレスを聞いた青木です。登録おねがいします♪」

文章を作成しても中々送信ボタンを押せないでいた。
そんなとき…

「ワン!」

飼い犬のミッキーがいきなり吠えたもんだからすごくびっくりした。



てか!送信ボタン、押してしまった。

先輩から返事来るといいな。
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