悪魔と少女とkissマーク





『穂波って凄く可愛いなって来た時から思ってたんだ
…今から抜けない?』

そう言って
隠し事をしている子供みたいに笑った





はうっ!

超真ん中どストライク!





可愛いって…

お世辞でもそんなこと言われたことないし

それにあの私なんかより可愛らしい笑顔…





「うん!抜ける!」

『…声大きいよ』



藤崎君は人差し指を口の前で立てて『静かに』のポーズをする






か、可愛いっ…!


あなたとならどこまでも!!





そんな古臭いセリフが浮かぶほど
私の頭の中身はバラ色だった





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