悪魔と少女とkissマーク




___________...




…もうすぐ門限の時間になってしまうからという作り話で
私は盛り上がっているみんなと別れた




そして外に出たら
私を待っていてくれた藤崎君に近づいていった




「ごめん、おまたせ!」

『大丈夫だよ、そこまで待ってないし』



藤崎君は笑いながら私の頭をわしゃわしゃと撫でる




あ~~っ!!


幸せっ!!



本当に彼氏が出来たみたい~!



『じゃあ、行こっか?』

そういってさり気なく握られる手



「えっ…!?」


思わず心の声が漏れてしまう



『…嫌、だった?』



シュンと悲しそうな顔をされると
…なんとなくこっちが悪い気がしてくる…





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