悪魔と少女とkissマーク





な、何かよくわかんないけど



…助かった~!!!




「ありがとうございます!おかげで私の貞操が…って違ーう!
…っと、とにかくありがとうございました」



ぺこぺこ頭を下げる私に

何故かちょっと困り顔の誰かさん




『いや、君が無事ならいいんだよ
…それより、もう簡単にこんな時間に着いて行っちゃ駄目だよ
こんな時間になるまで遊んでるなんて最近の小学生は…
お父さんかお母さんはどこ?』




…ん?


何だこの子供に言い諭すような口調は




てか小学生って!

「あの…私高校生ですが…」




助けてもらった人には失礼だが
引きつり笑いで高校生を強調しながら反論する








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